manaの雑記帳

気の赴くままに残していきます、、

『仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ』(著:川上徹也)

たまたま目に入って出会った1冊、めちゃくちゃ心に響きました……

 

新入社員の大森理香は、これといってやりたいこともなく、ただ何となくで就職した会社で、最初の配属が縁もゆかりもない大阪支社。

仕事でミスもしてしまい、こんなはずじゃなかったと落ち込む理香でしたが、小林書店という小さな書店のある女性店員さんと出会い、仕事について、社会について、生き方についてたくさんのことを学んでいきます、、、

 

お話自体も、とても易しい言葉で書かれていて読みやすかったです。ただそれ以上に、由美子さん(女性店員さん)の仕事への「情熱」と全てを楽しむパワーを感じて、読んでいるだけで鼓舞されているように感じました。

出てくる小話?が、実際に由美子さんが話され、体験したことなのも引き込まれるポイント!

書店の話のため、本好きな人がたくさん出てくるのも共感力が高い理由だなと思います。本を好きな人は、みんな感じる力、他人の声を聞く力が高いからこそ、愛が深くて、温かい空気があると勝手に感じました。そこが好きなところだなあと、この本を読んでいて感じました。

 

すごく刺さった文章があって、、

―――人は「熱」がある場所を「快」と感じる

「熱」を生み出すためには、人の気持ちが乗っかる必要がある。(本文引用)

これ!まさにこれ!私がなんとなく良いな~と感じることが、すべて言語化されていて気持ち良い~~!

 

仕事で大切なことだけでなく、生き方についても学ぶことができる、本を読むのが好きな人にはぜひ読んでほしい心が温まる1冊です😌